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2024/12/07
パワーマグネット開発者ストーリー
「やっと見つけた問題の根本!しかし、改善するには……」〜試作品15回目でついに完成!マグネット誕生物語 14〜
前回のお話はこちら
いよいよ、パワーマグネット本体について、話を進めていこうと思います。
現在のパワーマグネットは、最初の試作品から数えて15個目のもの。かかった年月は7年間です。
特許を申請したのが2015年ですから、今年(*)で9年、来年は10周年ですね。思い返すと、もうそんなに経ったのか…と思います。*2024年現在
私は、今でこそ、パワーマグネットという特許アイテムを手にしていますが、これを本格的に形にするまでは、さまざまな研究と実践をしてきました。今までのブログにそれを書いています。
岡山でカイロプラクティックを学び、東京に戻って美容整体に入って、ボキボキと音がする施術をしていました。
しかし、何回も施術しても、やっぱり同じ箇所はボキボキします。つまり、元に戻ってしまうということ。
ですから、本当に改善させないといけない箇所は、別にあって、そこが根本的な問題ではないかと思っていました。
そして、原点に立ち返り、一から人体について考えたことで、「きっと奥の方…、筋肉の深いところに問題があるかも」と推測し、症状を引き起こす根本の原因を突き止めました。
それは、何層にもなる筋肉の一番深い場所、骨に付着する最も深い筋肉だとわかったのです。
その後、アメリカでの解剖実習に行き、筋肉の平面的な知識に実際の立体での知識が加わり、骨と骨を結んでいる強靭な筋肉がくっついた深い部分が、根本原因だと確認できました。
この奥の部分の上には、何層もの筋肉が積み重なっているため、体の表面からこの部位に問題があるとは認識するのはとても難しいでしょう。たとえ、それが見つかったとしても、手技でここに力を届けるのは不可能です。
ですから、気功で気を送りこんだらどうなのか?と考えて試してみたり、施術で押したポイントから広がった先にある別のポイントを感じ取り、そこからアイディアを膨らませてみたりなど、なにしろ、違う発想で独自に開発せざるを得ませんでした。
アイディアノートを作り、頭に浮かんだ、その瞬間にスケッチをして、自分の閃きを書き留める日々。
私にとって、他のものを借りずに何かを形にするのは楽しいことでした。
こうした毎日の積み重ねから、イメージを含まらせていくと、磁気のエネルギーが体に広範囲に及ぼすことに着目しはじめたのです。
「根本の箇所に磁気を当てたらどうだろうか?」
そんなことを考えるようになり、当時、手でもつ磁石について研究されている先生(今は故人となってしまいました)にいろいろ勉強させてもらいました。
そして、ついに、パワーマグネットの原型となる施術用の磁石の発想に行き着いたのです。
次回から、さらに詳しくみていきます!